ワタミ・渡邉美樹ペディア

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「ワタミの介護」施設建設を巡り、自由民主党・神奈川県議会議員の細谷政幸氏と参議院議員の渡邉美樹氏が対立か?

「アサ芸プラス | ネットで読める「アサヒ芸能」」(2013年9月26日)より抜粋
http://www.asagei.com/15815
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130926-00000309-asagei
http://news.livedoor.com/article/detail/8100522/
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130926/Asagei_15815.html
http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_15815
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/agp-20130926-15815/1.htm


週刊アサヒ芸能 2013年9月26日号 ワタミの介護 契約詐欺 わたなべ美樹


ワタミ「老人ホーム契約詐欺」を地主が告発(1)仮契約書には図面もなく…

従業員の残業問題で自殺者も出るなどの行状で「ブラック企業」と批判されつつも、創業者を国会に送り出したワタミがトラブルに巻き込まれている。舞台はワタミが展開する介護ビジネス。老人ホームとして使おうと建設した物件の賃貸契約を巡り、地主が建設会社も含め、「あまりにひどい」と憤慨しているのだ。



 日本最大級の居酒屋チェーンを展開するワタミグループ先の参院選で当選し国会議員となった創業者、渡邉美樹氏による「365日24時間死ぬまで働け」を合言葉に成長を遂げたが、本誌がこれまで報じてきたように26歳の女性従業員が入社2カ月で過労自殺に追い込まれるなどの深刻な労働問題が頻発し、日本で最も有名な「ブラック企業」として認知されている

 現在では外食産業にとどまらず、農業や教育など多角的にビジネス展開する同社の大きな事業となっているのが「ワタミの介護」。さるジャーナリストは、ワタミが老人ホーム建設を巡るトラブルに巻き込まれていると話すのだ。

 神奈川県相模原市に、鎌倉時代からの大地主として、地元では知られる細谷家の土地があります。“被害”を訴えているのはこの細谷家の当主。細谷家が約800坪の土地有効活用法を横浜銀行町田支店に相談したところ、ワタミ、そして地元の西野建設紹介されたんです。介護施設を造って賃貸すれば安定収入を得られるうえ、建設資金も横浜銀行が貸し付けるというので、話はすぐにまとまったようです

 ところが、蓋を開けてみれば、細谷家にとって不利な契約となっており、裁判ざたに発展しているという。はたしてこれは本当なのか。

 本誌は当事者に話を聞くべく細谷家に取材を試みた。当初は「あまりトラブルを公にしたくない」と渋っていたが、度重なる要請に、88歳と高齢の当主に代わり神奈川県議会議員である長男の政幸氏が重い口を開いてくれた

 発端は10年4月でした。最初は横浜銀行にワタミを紹介されたんです。その後、5月に横浜銀行から、建築は西野建設でどうかと提案されました。ワタミと仮契約をしたのは6月なのですが、建築費のことを聞くと『いつもは6億円後半から7億円ぐらいで建てているんですよ』と。ワタミと賃貸契約をしたのは10年9月家賃は430万円ということでした。その後、11年2月には西野建設と契約した。この時の仮契約書は紙1枚で、約款も図面もありませんでした

 とはいえ、政幸氏はワタミの説明と、西野建設の社長が高校の後輩旧知の間柄であることなどから信用し、建設に向けての作業は進められたという。








「アサ芸プラス | ネットで読める「アサヒ芸能」」(2013年9月26日)より抜粋
http://www.asagei.com/15816
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130926-00000310-asagei
http://news.livedoor.com/article/detail/8100519/
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130926/Asagei_15816.html
http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_15816
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/agp-20130926-15816/1.htm


アサヒ芸能 ワタミ「老人ホーム契約詐欺事件」 わたなべ美樹


ワタミ「老人ホーム契約詐欺」を地主が告発(2)7.2億円が9.4億円に!?

 事態は急展開を見せた。政幸氏が説明する。

 西野建設は9億4000万円かかると言ってきたのです。私がワタミに言いたいのは家賃があまりに安かったということ。建築費が6億円から7億円ならそれでもいいかと思って納得したのですが、9億円以上となると話は別です。いろんなところに聞いてみるとその施設なら家賃600万円出すという業者もいたんですよ

 そして政幸氏は西野建設にも不信感を抱く。

 「建物を造るにあたって西野建設が相模原市に提出した見積書を見ると、7億2000万円とありました。いったい9億4000万円との差額は何なのかと聞けば、『斜面地を崩すと2億円かかるんです』と言う。本当なのかと思って知人の一級建築士に聞いてみると『とてもそんなにはかからないでしょう。3000万円ほどですよ』と。さらにおかしいのは、西野建設が『7億2000万円の見積もりなど出していない』と言い始めたこと。私が『ハンコがちゃんと押してあるじゃないか』と詰め寄ると『あ、そうでしたか。間違って出しちゃったんですかね』などと言うんですから‥‥」

 そう言って政幸氏は最初から西野建設とワタミの間で話ができていたのではないかとさえ勘ぐってしまいます」落胆するのだ。

 西野建設は老人ホームを建設することで利益を得、ワタミは完成した施設を借りて事業をするよもや両者が結託して、などということはなかろうが、当初「6億円から7億円」と考えていたというワタミにしてみれば、2億円以上もの「値上げ」はある意味、トバッチリの側面もあるのかもしれない。

 とはいえ、納得のいかない政幸氏は横浜銀行、西野建設、ワタミと話し合いの場を持つが、「何とか建築金額を抑えてほしい。家賃も適正額に上げてもらいたい」との頼みに、「すでに契約しているので変更は無理」との返答だったという。

 「確かに仮契約書にハンコを押してしまったのはいけないですよ‥‥」

 政幸氏は自責の念に駆られつつも、この不条理に、やりきれない気持ちを吐露するのだ。そして横浜銀行西野建設ワタミの3社に「通知書」送付する








「アサ芸プラス | ネットで読める「アサヒ芸能」」(2013年9月27日)より抜粋
http://www.asagei.com/15817
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130927-00000301-asagei
http://news.livedoor.com/article/detail/8104398/
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130927/Asagei_15817.html
http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_15817
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/agp-20130927-15817/1.htm


アサヒ芸能 ワタミ「老人ホーム契約詐欺事件」 わたなべ美樹


ワタミ「老人ホーム契約詐欺」を地主が告発(3)廊下が波打って壁には傷も

 その通知書にはこう書かれてある。

 〈西野建設は六億円相当の建築費用を細谷家に十億で売りつけたことになり、建設段階で四億の利益を稼いだことになる。和民、西野が儲かり、細谷家が大損を食らう。(中略)このような不正義を絶対に許すわけにはいかない〉

 さらにもう1通、「老人ホーム契約詐欺事件」と題した抗議文書も、同じく3社に対して送られた。こちらは、さらに強い論調で建設計画の中止を訴え、

 〈細谷家に不利な条件を作った横浜銀行、西野建設、和民に対し、契約詐欺事件として刑事告訴する所存である〉

 これと前後して昨夏、細谷家、西野建設、ワタミの3者で話し合うことになったというが、

 実際の契約者は私のですが、当時87歳と高齢で、『体の具合が悪くて病院に行ったり、入院もしたりしているので出席できない』と言うと、ワタミから『どこの病院に行っているのか。どこが悪いのか。施主なんだから、出てくるのは当たり前だろう』という恫喝のような連絡が父にあったんです」(政幸氏)

 そして交渉は最終局面へと突入する。

 建物は昨年8月31日にワタミに引き渡しの予定でしたが、検査が通らなかった。廊下が波打っていたり、壁に傷がついていたり、どうやったって引き渡せないものでした。完成済証も出ないのに。それを指摘するとワタミ『不備があってもいいんです。でないと困る』と。話は平行線をたどり、やがて訴状が送られてきたんです。西野建設は、先にこちらが3億円の建設費を支払っていたので、残金6億4000万円を支払うようにとのことでした。ワタミは、引き渡し遅延による2億円の損害賠償を求めています」(政幸氏)

 2億円の損害賠償はともかく、約束の期日どおりに引き渡しを求めるワタミの言い分にも一理あるとすれば、コトの元凶は想定外の金額設定で「欠陥物件」を造った建設会社なのか──。とにもかくにも被害者だと認識していた細谷家逆に訴えられるという事態に発展したのである。

 こうした一連の騒動と細谷家の言い分について、ワタミ広報担当者は、

「(契約詐欺との指摘について)そのような事実はありません。裁判の詳細についてはお答えしかねます


 そして、横浜銀行「個別の案件なのでお答えしかねます」西野建設からは「社長が外出中」とのことで、締め切りまでにコメントを得ることはできなかった政幸氏は言う。

 「裁判がもし意にそぐわない結果になった場合は、控訴しようと思っています」

 はたしてドロ沼の争いはどんな決着を見るのか。








【備考】「企業価値検索サービス Ullet(ユーレット)」(ワタミの大株主)より抜粋
http://www.ullet.com/7522.html#stock


ワタミ 大株主 一覧 ユーレット 2013年3月31日


横浜銀行(株式会社横浜銀行

2013年3月31日
保有する株の株数  645千株
保有割合  1.54%
評価額
  11億円








「神奈川県ホームページ」(神奈川県議会 議員のご紹介)より抜粋
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/gikai/p311933.html


自由民主党 神奈川県議会議員 細谷正幸


氏   名 : 細谷 政幸

よみがな : ほそや まさゆき

会  派  : 自民党

選 挙 区 : 相模原市南区

委 員 会 : 産業労働常任委員会

        地方分権・行財政改革特別委員会(副委員長)







「自由民主党」(国会議員・参議院議員・ 比例代表)より抜粋
https://www.jimin.jp/member/member_list/legislator/121871.html


自由民主党 全国比例代表 参議院議員 わたなべ美樹


わたなべみき
渡邉 美樹

参議院議員
選出エリア 比例代表
当選回数 1回(H25)
生年月日 昭和34年10月5日

経歴
企業創業者
岩手県陸前高田市復興参与
公益財団法人School Aid Japan代表理事
学校法人郁文館夢学園理事長
医療法人盈進会理事長

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ワタミの介護に対し横浜地裁が入居者死亡訴訟判決で賠償命令

「読売新聞」(2012年3月23日21時30分)より抜粋
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120323-OYT1T00949.htm


不適切介護、ワタミ子会社に2160万賠償命令

 川崎市高津区の介護付き有料老人ホーム「レストヴィラ元住吉2006年、入所中の男性(当時87歳)死亡したのは不適切な介護が原因だったとして遺族が運営会社「ワタミの介護」を相手取り、計約6700万円損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、横浜地裁であった。

 江口とし子裁判長は、同社に計約2160万円の支払いを命じた。

 男性は06年1月4日に入所し、同16日に横浜市の病院に救急搬送され、同21日に敗血症で死亡した。遺族側は、入所中に床ずれが悪化して敗血症が発症したと主張し、同社側はホームでの介護と男性の死亡に因果関係はないと主張していた。

 判決は、ホームは、男性のかかりつけの医師から、床ずれに注意を要するとの情報を得ていたにもかかわらず、床ずれの部位を清潔に保つなど適切な管理が不十分だったと指摘床ずれが悪化した際、医師に速やかに受診させず、男性が敗血症死亡したと認定した。

 判決を受け、同社の親会社「ワタミ」(東京都大田区)広報グループは「判決内容を精査し誠実に対応したい」とコメントした。







【備考】「週刊文春」(2013.06.12 18:01)より抜粋
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2807


週刊文春 ワタミ 渡邉美樹


ワタミに死亡事故で賠償命令
渡辺美樹会長は遺族に「1億欲しいのか」


 今夏の参院選に自民党公認で出馬する渡辺美樹氏が会長を務めるワタミグループの介護事業で、複数の死亡事故が発生し、遺族とトラブルになっていることが週刊文春の取材でわかった。

2006年、レストヴィラ元住吉87歳の男性の容態が急変し、5日後に死亡。死亡直前、家族が渡辺氏とワタミ本社で話し合ったところ渡辺氏は「1億欲しいのか」と言い放ったという。その後、遺族はワタミを提訴。昨年、横浜地裁はワタミの過失を認め、約2160万円の支払いを命じている。男性の家族は「渡辺さんのあの一言は精神的に大きなダメージになり、いまでも忘れることができません」と話している。


週刊文春 ワタミ 渡邉美樹 介護事故が多発


 また、昨年2月には板橋区にあるレストヴィラ赤塚で74歳の女性が入浴中に溺死。直後、ワタミは遺族に「10分間、目を離した間に心肺停止になった。病死の可能性が高い」と報告したが、警視庁高島平署が施設内の防犯カメラを押収して調べたところ、ワタミの説明が虚偽と判明。警視庁は、業務上過失致死容疑で捜査をしている。

ワタミと渡辺氏の事務所に取材を申し込んだところ、ワタミから回答があり、渡辺氏の発言について「そのような発言をした事実はない」と否定した。

 渡辺氏とワタミには、社員の過労自殺問題や、『365日24時間死ぬまで働け。(中略)時代とはマッチしない言葉だが、10年後も20年後もこの言葉が飛び交う「ワタミ」でありたい』と社員に呼びかけるなどし、「ブラック企業」との批判がある。

さらに、介護事業を巡る問題が明らかになったことで、渡辺氏が増大する社会保障費の配分や政策実行に大きな影響力を行使できる与党・自民党の国会議員にふさわしいのか、改めて論議を呼びそうだ。







【備考】「週刊文春」(2013年6月20日号)より抜粋
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2807


週刊文春 ワタミ 渡邉美樹 介護死亡事故


ワタミ「介護ビジネス」死亡事故で賠償命令
自民党ブラック候補追求 大反響第2弾
渡辺美樹会長は遺族恫喝1億円欲しいのか!



 〇六年一月十六日、神奈川県川崎市のレストヴィラ元住吉で、八十七歳の男性Aさんは、床ずれが悪化して容態が急変していた。Aさんの妻が語る。
 「主人を訪ねたら、虫の息のようだったので、慌てて病院に連れて行きました。床ずれが悪化して敗血症になり、生きているなんでものじゃなかった」
 息子が続ける。
 「床ずれは本当に酷く深さ三センチで骨まで見えていました。どす黒く変色していて、すごい臭いもしていたのに、あの施設の人たちは放置していたのです」


 Aさんの入院直後、家族は大田区のワタミ本社を訪れ、渡辺氏や清水邦晃・現ワタミの介護社長らと面会した。渡辺氏は応接セットに腰を下ろし背後には清水氏らが仁王立ちしていたそして話し合いの最中、渡辺氏はこう言い放ったという。

「一億欲しいのか」

 Aさんの息子が振り返る。
 「私たちは言葉がそれ以上出ませんでした。父はまだ生きていたので、賠償のことは考えていなかった。あの人はそうやって脅した後も、『ウチには株主がたくさんいて』などと関係ない話を続けました


 Aさんは入院から五日後に死亡。遺族は死亡の原因は不適切な介護だったとしてワタミを提訴した。一ニ年、横浜地裁はワタミの過失を認め、計約ニ千百六十万円の支払いを命じた。








「毎日新聞」(2012年3月24日 地方版)より抜粋
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120324ddlk14040354000c.html


 損賠訴訟:ワタミ介護不適切で入居者死亡、2160万円の賠償命令--地裁判決 /神奈川

 ワタミグループの「ワタミの介護」が運営する川崎市の老人ホームの入居男性が病院搬送後、死亡したのは床ずれを適切に処置していなかったためとして、遺族が同社に約6750万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、横浜地裁であった。江口とし子裁判長は「床ずれを適切に管理せず死亡した」と、約2160万円の支払いを命じた。

 施設側の管理が適切だったかと、死亡との間に因果関係があるかが争点となった。江口裁判長は床ずれは(入居後)搬送されるまでの間に悪化し、細菌感染を起こした」と認定し、処置は不十分で医師に受診させるなどの義務も尽くさなかった死因の敗血症は床ずれの悪化で生じた」と述べた。

 判決によると、男性は05年12月29日に入居翌月10日に発熱して容体が悪化し16日に病院に救急搬送されたが、感染症も進み、21日に87歳で死亡した。

 ワタミ広報グループは「判決内容を精査し誠実に対応して参ります」としている。【松倉佑輔】








「ワタミの介護株式会社」(2012年3月24日 本日の一部報道について)より抜粋
http://www.watami.co.jp/pdf/120324.pdf
http://www.wataminokaigo.net/pdf/20120324_press.pdf


ワタミの介護 本日の一部報道について

平成24年3月24日
各 位
ワタミの介護株式会社
代表取締役社長 清水 邦晃

本日の一部報道について

本日、一部の報道におきまして、当社が運営する介護付有料老人ホーム「レストヴィラ元住吉」を過去ご利用いただいていたご入居者様がご逝去された事につき、当社に一定の責任があったとの判決がくだった旨の記事の掲載がありました。
当社は、判決内容を確認していないため、本件に関するコメントは差し控えさせていただきますが、今後、判決内容を精査した上で誠実に対応を行ってまいります。

亡くなられたご入居者様につきましては、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

本件に関するお問い合わせ先
ワタミグループ 広報グループ 電話:03-5737-2784


ワタミ株式会社トピックス一覧

ワタミの介護 トピックス一覧








【備考】「週刊東洋経済」(2011年1月8日号)より抜粋
http://www.zassi.net/mag_index.php?id=264&issue=28849


東洋経済 2011年1月8日号

会社が変わる! 企業戦略シリーズⅥ 【新「本業」で稼ぐ】(P94)

第8回 ワタミ
介護・宅配で切り開く 100年企業への道筋



 ワタミのスタートは1984年。居酒屋チェーン「つぼ八」のフランチャイジー(加盟店)として、東京都杉並区高円寺で起業したのが始まりだ。
 創業者の渡邉美樹(現会長)は「お客様の奴隷になる」という強烈なサービス精神を掲げ繁盛店を多数作り上げた

(中略)

 買収を契機に本格参入 時流に乗る介護・宅配

 目下、介護事業は最大の稼ぎ頭である大阪の医療法人の経営権を引き継ぐ形で参入したのが04年。当時は訪問介護と看護が主体だったが、05年に神奈川県を地盤に有料老人ホームを運営する「アールの介護」を買収し、一気に規模を拡大した。10年度末の運営施設は61となり、有料老人ホーム業界では、大手のベネッセホールディングス、メッセージと肩を並べる勢いを持っている。

 介護事業はほかの事業に比べ、ずば抜けて採算性が高い同事業の営業利益率(09年度実績)は15.4%で、外食事業の4.7%、宅配弁当事業の7.8%を大きく上回る。

 これは、いったん顧客をつかまえることができれば、700万円に設定した入居金に加え、20万円前後の月額利用料金安定的に確保できることが大きい。
「外食で培った、一瞬で勝負するというサービス精神を生かし、毎期20棟を開設しながら入居率は9割超を目指している」(ワタミの介護の清水邦晃社長)。

 さらに重要なのが、介護におけるワタミらしさの提供だ。それは、おむつ、特殊浴、経管食、車いすといった、それまで介護業界で当たり前とされてきた慣行を排除した“4大ゼロ”という考え方にある。

 「入居される方が、仮に自分の父親、母親だったらどう思うか」(渡邉)そうした視点に立ち、入居時は経管食でも、もう一度口から食事ができるように、特殊浴から普通の入居ができるようにとサービスを徹底。食事の面でも、自社で加工した飲み込みやすい「ソフト食」を提供するなど、多種類をそろえている。

(中略)

 苦戦深刻な外食・農業 薄れるハングリー精神

 好調な介護・宅配弁当事業に共通しているのはズバリ高齢者をターゲットにしている点だ14年には65歳以上人口が総人口の25%、50年には70%という「超高齢社会」が予見されている日本で、両事業はいわば食いっぱぐれの少ない商売。

 09年6月にワタミ社長に就任した桑原豊は「外食では若者と中高年の財布介護・宅配弁当では高齢者の財布がそれぞれある。ワタミは今三つの財布を狙っている」と話す。








【備考】「週刊ダイヤモンド」(2010年10月23日号)より抜粋
http://dw.diamond.ne.jp/contents/2010/1023/index.html


週刊ダイヤモンド 2010年10月23日号

頑張らない介護&安心の老人ホーム
大手優良老人ホーム 4社トップインタビュー(P26)

「親にしたい介護」目指し 外食事業などの経験値を結集
清水邦晃 ワタミの介護社長



 いまや介護は、ワタミを象徴する事業といえる。業績的にも貢献度が高く、外食、農業など、これまで手がけてきたすべての事業経験の集大成が介護事業、と言っても過言ではないすべての経験が生かせる事業だ。

 当社は「自分の親にしてあげたい介護」を目指している介護は入居者それぞれが希望する“人間らしい生活”のために存在するべき押し付けであってはならない

「ワタミの介護」で訴訟

「MSN 産経ニュース」(2011.4.25 13:38)より抜粋
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110425/trl11042513400000-n1.htm


ワタミグループの老人ホームを提訴 骨折の元入居者家族「多大な苦痛」 

 ワタミグループが経営する有料老人ホームに入所中転倒骨折して精神的苦痛を受けたなどとして、元入居者の女性(死亡)の遺族が25日、運営会社のワタミの介護」(東京都大田区)を相手取り、計4465万円損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、当時87歳だった女性は平成21年8月、神奈川県葉山町にある同社経営の有料老人ホームで、職員目を離した際に食堂の椅子(いす)から転落し、右足骨折。女性はその後、寝たきりの状態となり、22年6月に入院先病院心不全のため死亡した。遺族側は「運営会社の過失で骨折し、精神的・肉体的に多大な苦痛を受けた」と主張している


 東京・霞が関の司法記者クラブで会見した遺族は、「運営会社は、入居者に誠意を持って対応してほしい」と話した。






「ワタミ Fan」(2007年11月16日 発行)より抜粋


ワタミFan

ニューズムック「ワタミ Fan」  株式会社ニューズ出版
企画・編集 / ㈱都恋堂
マネジメントプロデューサー / 中川直洋 (ワタミ株式会社)



  レストヴィラ葉山」のみなさんも証言!(P93)

 青い髪が印象的な加藤歌子さん86歳はちぎり絵の名人。レストヴィラ葉山の玄関先に飾ってあるほどの腕前だ。そんな歌子さんもワタミ食事お気に入りだとか。
 ちなみに、「青い髪は老人ホームの理美容室で染めたのよ」とのこと。現在、旦那さんと2Fの二人部屋の住んでます。





「週刊新潮」(2011年3月3日号)より抜粋
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/


週刊新潮 2011.3.3

都知事候補「渡邉美樹」ワタミ前会長に「介護訴訟」と「被害者の会」!

 さる2月15日、都知事選への出馬を表明した渡邉美樹・ワタミ前会長(51)。が、「高齢者が安心できる社会に」と抱負を語ったその傍らで、足元を脅かすトラブルが沸き起こっているのだ。

 格安の居酒屋チェーンで名を馳せた同社が、介護事業に参入したのは2004年のことであった。
「グループ会社『ワタミの介護』が運営する老人ホーム『レストヴィラ』は関東圏を中心に60カ所以上展開。昨年上期の売上高が前期比3%減の391億円と限界が見えてきた国内外食部門に対し介護は22%増の102億円と、グループの新たな基盤になりつつあります」とは、経済記者。

 一方、高齢者住宅情報センターの米沢なな子センター長は、「見学会で見せるプロモーションビデオもよくできており、『おむつ・特殊浴・経管食・車椅子』の四大ゼロを掲げる宣伝も上手。来期には約20棟がオープンするなど、開発をどんどん進めています。でも、居酒屋と違い、介護事業で棟数を増やすことに意味があるのか、とも思います」
 そうした「質」への懸念は、思わぬ形で噴出した。

「渡邉という人は、著書の中では『謝る人はカッコイイ』と書いてるのに、やることが違いすぎます

 こう憤るのは、茨城県に住む芦澤敏夫さん・美惠子さんご夫妻である。美惠子さんの・加藤歌子さん(享年88)は09年8月、入居していたレストヴィラ葉山の食堂で、椅子から転落して大腿骨骨折した。美惠子さんが言う。
「スタッフがよそ見をしていた隙に起きた事故で、入院を余儀なくされました。当初、ホームの責任者は『こちらに責任がありますと言っていたのです」


何かとお金が

 歌子さんは持病の糖尿病の影響もあって床ずれを患い、入院が長期化。
が、その間、ワタミ側からは、<骨折にかかわる治療以外の費用は負担してほしい>という趣旨の通知が来る。

 不信感を募らせた夫妻は、数回にわたって話し合いの場を持つが進展せず、結局、歌子さんは10年6月に病院で息を引き取った。

 生前施設パンフレットに登場するなど、いわば広報役でもあった歌子さん。
ワタミ側は昨年暮れ、慰謝料などを合わせた和解金から「立て替えて」いる医療費を差し引いた300万円を提示してきたが、遺族の怒りは収まらない。

 「納得のいく説明をせず、まして謝罪もない。お金よりも、こうした姿勢を世に問うために、裁判を起こすつもりです。また、ワタミの介護で同じような目に遭った方々を集めて『被害者の会』を結成します」(同)

 ご夫妻は、歌子さん入居時の一時金として約740万円病院にいる間も管理費として月約25万円を支払ってきたが、ほかにも買い物代行やワタミの軽自動車での送迎各30分1575円
近くの新江ノ島水族館に行くのは3500円と、「何かとお金がかかります」

 ちなみに、渡邉前会長と行く日帰り温泉ツアー1万5750円。まさしく居酒屋のメニュー感覚である。


 「ワタミの介護」に問うと、「お買い物代行や送迎は無償の部分もあります。本件のご家族には誠心誠意対応させて頂いており、訴訟が事実ならば非常に残念です」

 創業者は華麗に転身、とはいきそうにない。





【備考】「FACTA online ― 総合情報誌[ザ・ファクタ]」(2007年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド])より抜粋
http://facta.co.jp/article/200709059.html


介護現場を顧みない渡辺美樹ワタミ社長

 介護業界最大手コムスンの事業売却問題の道筋が、ようやく付けられた。当初の一括譲渡方針から転換して、訪問介護など在宅系は都道府県ごとに分割して各県1社に譲渡、有料老人ホームなど居住系は1社に譲渡されることになった。

 この方針転換にほくそ笑んでいるのが、居酒屋大手ワタミの渡辺美樹社長。一括譲渡では大手のニチイ学館に及ばないとみられたが、今回のスキームでは居住系譲渡先の最有力候補だ。ワタミは2005年、有料老人ホームを展開する「アールの介護」を買収して介護事業に参入した。売上高30億円弱の会社を70億円強で買収したことから高値づかみと揶揄されたが、今では主力の外食がパッとしないワタミグループの収益を底支えしている。機関投資家の間では、早ければ3年後には外食の利益水準を抜くと目されている。

 ところが介護業界では、外食仕込みの渡辺社長「手法」にはとかく批判が多い。ワタミの買収後「アールの介護」社員3分の1以上同社を離れる>「事件」が起こった。

 3Kの代表例とされる介護職場は職員の頑張りで維持されているが、渡辺社長は何の追加手当もなく、食事、入浴対応などでさらなる負荷を押しつけた。

 職員が集団で抗議すると「入居者の幸せが自分の幸せでないのだったら、どうぞ辞めてください」と、長年貢献してきた介護職員自主退職促したという。「お店はお客様だけのためにある」「施設は入居者様のためにある」
一見崇高な「渡辺語録」も、苛酷な現場に依存し、その苦労を一顧だにしないのだとしたら、途端に色あせる。
 同じく買収した郁文館中学・高校でも有力教師の離反が相次いでいるという。

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