http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/06/01/kiji/K20130601005919600.html
ワタミ会長 参院選出馬会見「雑巾がけからやらせていただく」
参院選比例代表に自民党から出馬する飲食店チェーン・ワタミの渡辺美樹会長(53)が31日、党本部で会見した。
4月に安倍晋三首相から直接出馬要請を受けたと明かし「アベノミクスは見事な政策だが、ここからが正念場。実体経済の成長のため、中小企業の育成など経営者としての私の経験を生かしたい」と説明。
前日30日に石破茂幹事長らと面接した際「経営者として成功しているが、1年生議員として朝早くから党本部に来られるか」と聞かれたといい、「1年生として政治と向き合い、国民の幸せを実現することに挑戦したい。雑巾がけからやらせていただく」と決意を表明。31日付でワタミの常勤の会長から非常勤の会長に退いたことも報告した。
「選挙運動について」(江東区)より抜粋
http://www.city.koto.lg.jp/ac/senkyo/10058/15248/file/5782_senkyounndou.pdf
選挙運動は、選挙の公正を確保するために一定のルールを設け、それに従って選挙運動が行われるようにしなければなりません。
公職選挙法は、立候補届出前に選挙運動をすることは、事前運動として禁止しています。しかし、立候補届出前であっても、立候補の準備行為、政治活動などは原則として選挙運動ではないので許されています。選挙運動に該当するかどうかは、その行為のなされる時期、方法など総合的に判断されます。
次のものは事前運動ではないと考えられています。
①立候補の準備行為
政党の公認を求める行為、候補者選考会、推薦会の開催行為、立候補の意思を決定する資料として選挙人の意向を探る行為、名簿作成、立候補のために供託金を供託する行為
②選挙運動の準備行為
選挙運動費用の調達、選挙事務所借入れの内交渉、選挙運動員又は労務者となることの内交渉、ポスターの印刷等
「わたなべ美樹(ワタミグループ創業者・陸前高田市復興参与)の公式サイト」より抜粋
http://www.watanabemiki.net/
(魚拓) http://megalodon.jp/2013-0603-1356-17/www.watanabemiki.net/journal/post-475.html
「@tanumatadahiko」(2013年6月2日 - 12:14)より抜粋
https://twitter.com/tanumatadahiko/status/341029943968403456
ワタミ株主向けに渡邉美樹さんから手紙届きました。要約すると自民党の全国比例代表候補に立候補するからよろしくという内容。 私は渡邉さんに票を入れておこうと思います。(神奈川って投票出来るのか?) 国から貰うことよりも自分で出来ることを探して動く方が賢明だと思います。
「@TakagawaU16」(2013年06月02日 - 14:32:59)より抜粋
https://twitter.com/TakagawaU16/status/341064883128897536
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10151656381134208&l=24bd7c22aa
http://twilog.org/TakagawaU16/search?word=%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%83%9F&ao=a
安倍総理からのお誘い、そして私の決断・・・
そんな矢先、第二次安倍内閣が発足し、安倍総理より声をかけていただきました。
安倍政権の推進するアベノミクスの大胆な金融緩和政策、機動的な財政政策は理にかなっており、すでにその効果は表れています。その一方で、経営実務に携わっているものとしては、ここからが勝負とも感じます。実体経済の成長こそが必要不可欠であり、その為には、中小・ベンチャー企業が元気になる政策、規制緩和による経済活性化、TPPの推進、そしてTPPを推進しても負けない農業を育てていかなければなりません。それが出来なければ、①1,000兆円の借金にこの国は押しつぶされてしまいます。そうならないために実体経済を成長させること、そして被災地や都知事選で聞いた悲痛な声へ応えることが私の使命と思い、新たな挑戦を決断しました。
今回の挑戦にあたり、私の29年間のすべてをこの日本国の経営にぶつけることを約束します。そして、政治の目的である「国民の幸せ」を必ずや実現することを約束します。
この度の意思表明に先立ち、ワタミグループの10年間の中長期経営計画を完成させ、5月末日にて非常勤取締役会長となる予定です。今後は、創業者として非常勤取締役会長という立場で、ワタミグループのさらなる成長を伴走させていただきたいと考えています。
今回の突然の表明により、皆様に於かれましてはご不安・ご心配をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げますと共に、今後ともワタミグループに対し、倍旧のご理解とご支援を心よりお願い申し上げ、取り急ぎ書中にてご挨拶とさせていただきます。
敬具
渡邉美樹(ワタミ株式会社 取締役会長)
帰宅したら、ワタミの社長から株主宛の選挙運動?手紙が届いてました。全店共通食事券でも同封してれば考えても良いのになあ(笑 http://fb.me/28XGCBswL
「@gyouretudaisuki」(2013年6月2日 - 20:53)より抜粋
https://twitter.com/gyouretudaisuki/status/341160515030093825
定番のワタミ会長から株主への選挙出るよ手紙。赤く染まってる若者にはやたらワタミの評判悪いが、意外に上の世代や体を動かす仕事が大好きな層には受けがいい。 pic.twitter.com/rxGN1gujlg
「@ora3298」(2013年6月5日 - 13:21)より抜粋
https://twitter.com/ora3298/status/342133978842660864
ご関係者限り
2013年5月吉日
御入居者様の御家族・御親族・御関係者様 各位
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は、ワタミの介護の経営理念・介護に対する考え方にご賛同賜り、大切な御家族を弊社ホームにお預け頂き、心より感謝申し上げます。突然、お手紙を差し上げるご無礼をお許しください。
さて、既にマスコミ報道等でご存じかも知れませんが、私、渡邉美樹はこの度、自民党の全国比例代表候補として公認されました。ここでその経緯について、ご説明申し上げたいと思います。
やっとワタミからの手紙が見つかった。「ご入居者様のご家族・ご親族・ご関係者様」はこんな立候補の経緯の説明よりも、赤塚の施設で起きた死亡事故の(発生と当初の虚偽説明の)経緯の説明を求めているんだと思うよ。 pic.twitter.com/1nvDGStq4i
「@narumikeiya」(2013年6月19日 - 17:56)より抜粋
https://twitter.com/narumikeiya/status/347276676201340928
ご関係者限り
2013年5月吉日
ワタミの宅食 お客様 各位
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は、「ワタミの宅食」を御愛食賜り、心より感謝申し上げます。突然、お手紙を差し上げるご無礼をお許しください。
私は、ワタミグループ創業者の渡邉美樹です。
さて、既にマスコミ報道等でご存じかも知れませんが、私、渡邉美樹はこの度、自民党の全国比例代表候補として公認されました。ここでその経緯について、ご説明申し上げたいと思います。
ワタミの宅食利用者に送られてきた手紙です。両面あってこれはその片面前半部分です。見えますでしょうか。 pic.twitter.com/CPEwGXTPuW
「@maity522megane」(2013年6月19日 - 16:36)より抜粋
https://twitter.com/maity522megane/status/347256671569055744
http://p.twipple.jp/pUqHG
私、ワタミの宅食で働いてるんですけど、食堂にポスターが貼ってました。
@a9ent0ran9e こんな感じの普通の選挙ポスターです。 http://p.twipple.jp/pUqHG
「@takerunba」(2013年6月23日 - 18:59)より抜粋
https://twitter.com/takerunba/status/348742212500221952
わたみん家高円寺店にて。全国のワタミで店をあげて応援するんでしょうなあ。 pic.twitter.com/1C7oGCLUaZ
「しんぶん赤旗 日曜版|日本共産党 - 日本共産党中央委員会」(2013年06月16日号)より抜粋
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/
ワタミ 選挙もブラック
自民公認 渡辺会長"企業ぐるみ"
スクープ 出馬表明 会社が発送
自民党は7月の参院選の比例公認候補に、居酒屋チェーン「ワタミ」の創業者、渡辺美樹会長を決めました。「ワタミ」といえば、弁護士らが主催する「ブラック企業大賞2012」でネット投票1位になったことで有名。そんな渡辺氏に早くも企業ぐるみ選挙の疑惑が浮上しています。
会社の封筒で
神戸学院大学の上脇博之教授は「“会社ぐるみ選挙”」と厳しく批判します。
「会社が説明を口実にして選挙の出馬表明の文書を送付したのは重大な問題だ。社用の封筒などは会社の事業に用いるためのもの。それを私物化するのは公私混同で許されない」
「会社法で定められている株主名簿を目的外利用したことになる。株主の住所や氏名など個人情報保護の点からも問題で違法の疑いがある」
手伝うよな
ワタミの“会社ぐるみ選挙”は、今回に始まったものではありません。
ワタミの元社員によると、11年の都知事選挙に渡辺氏が都議会民主党の支援を得て出馬した際、同社幹部が社内の会合でこう呼びかけました。
「みんな、渡辺さんにひかれてワタミに入ったんだよね。渡辺さんが(選挙に)出るのだから、みんな選挙手伝うよな」
元社員によると社員は、公営掲示板へのポスター貼りや選挙運動用ハガキのあて名書きなどが割り当てられた、と明かします。
「嫌だったが断ることができない雰囲気だった。強制ではなくボランティアというように仕向け、有給休暇をとらせるなどやり方は巧妙だった」(元社員)
同社広報グループは、「(株主あての文書は)弊社で判断して発送した。投票の呼びかけや立候補表明などにかかる内容ではない」と回答。都知事選での“会社ぐるみ選挙”についても「業務命令で選挙活動を手伝わした事実はない」と説明します。
「しんぶん赤旗 日曜版|日本共産党 - 日本共産党中央委員会」(2013年06月30日号)より抜粋
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/
ブラック企業 ワタミ 宅食でも ぐるみ選挙
弁当と一緒に出馬表明お届け
ガソリン代配達員自腹 "まごころ"看板に極限まで経費節減
参院選に自民党比例代表候補として居酒屋チェーンのワタミ創業者の渡辺美樹会長が出馬します。ワタミの「ブラック企業」ぶりは有名ですが、"まごころ"をキャッチフレーズに乗り出した宅食事業「ワタミの宅食」でも驚くような実態が―。取材班
「弁当と一緒に出馬表明の文書が届いた」そう怒るのは九州地方の80代女性。ワタミの子会社「ワタミタクショク」(東京都大田区)が提供する「ワタミの宅食」を利用しています。
5月末ごろ、弁当を配達する宅配員から「会長が選挙に出るので」と声をかけられ、一通の封筒を渡されました。ワタミのロゴが入った封筒の中には「ワタミの宅食 お客様 各位」と題した文書が入ってました。
営業所長の指示
文書の内容は日曜版(6月16日号)で報じた“ワタミ株式会社株主の皆様へ”と題した文書とほぼ同じ。渡辺氏自身が、「すべてをこの日本国の経営にぶつける」と出馬への決意を表明しています。
「営業所所長の指示でこの文書を配ったことがある」と語るのは東北地方の60代の宅配員。「ワタミの宅食」では宅配員を“まごころスタッフ”と呼んでいます。
「出馬表明後、営業所の個人用ポストに『まごころさんへ』と書かれた会長の手紙が入っていた」(60代の宅配員)
手紙には、「応援してください。私の思いをお客様にも届けてください」と記されていました。
数日後、営業所で所長に声をかけられました。
「『お客様向けの選挙の文書がきた。会長を嫌いなお客様には渡さないで』といっていた」
関東地方で働く70代の宅配員も証言します。「営業所の段ボールに大量の封筒があり、営業所員が配達員に『食事と一緒にお客様に届けて』と声かけをしていた」
宅配員の自由意思ではなく、取引関係や業務を利用するという“企業ぐるみ選挙”の典型。前出の60代男性も「こんな文書、配りたくなくても、配らざるを得ない。われわれは弱い立場ですから・・・」と話します。
地位濫用の疑い
株主総会資料などによると「ワタミの宅食」の平日1日の調理済み商品配達数は28万食で、配達員は約9千人です。
早稲田大学法学学術院(経済法)の土田和博教授は指摘します。
「ワタミが個人事業主だとする宅配員より会社の方が取引上の地位が優越していて、さらに『出馬表明文の配布に応じないと取引がふりになる』として宅配員に配らせていた事実があれば、独占禁止法が禁じている優越的地位の濫用にあたる可能性も出てくる」
ワタミの広報グループは「説明文を弁当に添えて配布するよう依頼することは、企業ぐるみ選挙や優越的地位の濫用には該当しない」と回答しています。
「ワタミの宅食」の問題は“企業ぐるみ選挙”だけではありません。前出の東北地方の60代の宅配員は「チラシをみて宅配員になったが、話が全然違った」と怒ります。
この宅配員が見た「ワタミの宅食」の宅配募集チラシ。ここには、「平日報酬例」として「1日30軒(3時間程度)、月20日間のお仕事で8万7000円」と記載されていましたが・・・。
「やってみたら、とてもそんな金額はもらえない。手元に残るのは1万~2万円ぐらいだ」(60代の宅配員)
なぜか――。
個人事業主扱い
宅配員は、労働者としてワタミタクショクに雇用されているのではなく、個人事業主として同社と業務委託契約を結び、弁当配送を請け負っています。そのため車は自家用車を使い、ガソリン代や通信費など諸経費はすべて宅配員の負担です。
60代の宅配員のある月の委託手数料明細書。支払額として約4万円が記載されています。
「ここから保険料、顧客との連絡に必要な携帯電話代、自家用車のガソリン代などを差し引くと1万~2万にしかならない」(60代の宅配員)
関東の70代の宅配員も場合も同じ。「自己負担の経費を引くと手元に残るのは2万円ぐらい。会社が駐車代金を出さないため、駐車違反で1万5千円の罰金をとられることもある」と話しています。
佐々木亮弁護士は、ワタミタクショクと宅配員との業務委託契約書をみて指摘します。
「販売拡大の営業もさせられる。研修の参加や渡辺会長ビデオの視聴も義務付けられるなど労働制が高い内容だ」
仮に労働者とするなら、営業車両も会社が支給し、最低賃金や社会保険加入、諸経費など会社の負担は当然増えます。
「限りなく労働者的な働きをさせつつ、労働法が及ばない個人事業主との契約という形にして、会社の経費を極限まで抑える。リスクは宅配員に押し付ける巧妙なやり方で、違法スレスレの内容で“名ばかり業務委託”の疑いが強い」(佐々木弁護士)
「FLASH フラッシュ」(2013年7月2日号)より抜粋
http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/past?magazinenumberid=2592
給与明細を入手!
休みは月2日、過重なサービス残業…「ブラック論争」の企業実態
ワタミ店長 命を削って「手取り17万円」協力内容
7月3日までに、グループで100万人のサポーターを集めること。
【目的】
断トツトップ当選
【内容】
WFSでの最低目標は50万人
名簿集めではなく、同意をいただくことが必要なので、
今から、四方八方に手を尽くさなくてはいけない。
⇒
オーナー・店長に「良くする会」の支部長に、
本部長・地区長にブロック長になっていただき、とりまとめをお願いします。
選挙運動も“ワタミ式”
10日、渡邉会長はグループ会社の社員あてに「渡邉会長の応援について」という文書(上)を配布した。目的は「断トツトップ当選」としたうえで、オーナー・店長は『良くする会』の支部長になるように“協力を要請”する文書だ。
「有志で作る『わたなべ美樹さんと日本を良くする会』の構成員にあてた組織内部の事務連絡文書」、「公職選挙法に抵触するようなことはございません」(ワタミ広報)というが、選挙制度に詳しい日大法学部の岩井奉信教授は「これは法的にスレスレの線」と指摘する。
「こういう文書が回ってきたとき『私はしません』ということが言えるのか。これをやらないと業務評価が下がることを恐れて、結果としてボランティアでやってしまうのではないか」
この手法をどこかで聞いたことはないだろうか。社員の“自由意志”でおこなわれる休日出勤、社員の“協力”で給与から天引きされる寄付。長年、ワタミが社員に強いてきた手法にぴったりと重なる。
渡邉会長は議員になって何をしようというのか。『日本全部をブラックに』。冒頭の社員の言葉が気がかりだ。
「週刊文春」(2013.07.03 18:00)より抜粋
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2887
渡辺美樹・ワタミ前会長
「公選法違反」証拠ビデオ公開
参院選に自民党公認で出馬することを表明している渡辺美樹・ワタミ前会長が公示前に「ぜひ応援をしてもらいたい」と呼びかけていたことが、週刊文春が入手したビデオレターでわかった。
当時、ワタミの会長だった渡辺氏は、「今回、僕は自民党の公認を得て国政に挑戦することになりました」、「政治の目的が国民の幸せならば、私は今回の参議院選、自民党が勝つことが国民の幸せに一番大きな影響を与えると思っています」、と述べ「皆に話をしたくて今回はビデオレターを送りました。ぜひ応援をしてもらいたい」と結んでいる。
このビデオレターは、6月10日前後、ワタミの各事務所に届けられた。ワタミの現役社員によれば、ビデオレターは「ワタミの全社員とスタッフは見て視聴シートに感想を書くよう義務づけられている」もの。翌週、ワタミ本部から、内容に不備があったという理由でビデオレターと視聴シートの回収が指示された。
専門家によれば、公職選挙法129条によって、公示前は投票の勧誘などの事前運動は禁止されている。
「『参院選』、『ぜひ応援してもらいたい』と語っていますから、今回の参院選の支援依頼とみなされます。違反行為であったことは間違いない」(岩井奉信日大教授)
渡辺氏とワタミは次のように回答した。
「渡辺が政治活動に重点を置く決意をしたことから、スタッフ等に不安を与えぬよう説明をした次第であり、会社内部の業務連絡に過ぎません。したがって、事前運動に該当するとの指摘は当たりません」
ただ、「業務連絡なら、主語が会社になるはず。『公認』、『参院選』、『ぜひ応援して』と言っており、投票依頼と受け取れます」(前出・岩井教授)との指摘もあり、選挙違反の取り締まりにあたる警察当局、公認を機関決定している自民党の対応が注目される。
「しんぶん赤旗 日曜版|日本共産党 - 日本共産党中央委員会」(2013年7月19日(金))より抜粋
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-19/2013071915_01_1.html
ワタミ、系列老人ホームに
有権者名簿提出を要求
創業者・渡辺自民候補の選挙支援 半ば強制
自民党の参院比例候補、渡辺美樹氏が創業した大手居酒屋チェーン「ワタミ」のグループ会社「ワタミの介護」(清水邦晃社長)が、系列の老人ホームに有権者名簿の提出を求め、従業員に渡辺氏への選挙支援を半ば強制していることが18日、関係者の証言でわかりました。
ワタミの関係者の男性によると、東日本にある系列の老人ホームでは、先週から従業員に「わたなべ美樹サポーターのご案内」などの文書とともに、有権者の名前や住所、電話番号、紹介者名を書き込むカードが配られました。関係者の男性は「ホームの管理職が『強制ではないよ』と説明するが、書かずにいると『なんで書かないの?』と説明を求められる。ほぼ強制だ」といいます。
さらに今週に入ると、会社から「この日までに名前を出すように」と指示があり、「どこのホームは●百件、こっちのホームは▲百件」などと、有権者の紹介件数を各ホーム間で競わされているといいます。
男性は「休日であっても研修や職員会議に出なければならず、2週間連続勤務はざらにある。立候補表明後の渡辺氏からのビデオメッセージで感想文を義務付けられたり、研修で幹部が支持を訴えたり、会社全体が参院選でぴりぴりしている。こんなことは、やめて、働きやすい職場づくりを考えてほしい」と批判します。
「日経ビジネス」(2013年7月29日号)より抜粋
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20130723/251428/?ST=pc
2013参院選
渡邉氏、ブラック批判に苦戦
自民党の比例代表から出馬したワタミ創業者の渡邉美樹氏。
選挙活動中は、ネットを中心にブラック企業批判を受けた。
「当確」が出た朝3時半、渡邉氏が改めて選挙戦を振り返った。
17日間の戦いで最初に驚いたのは、(2011年に出馬した)東京都知事選と違って有権者の反応が悪いことでした。この2年間でそんなに人気がなくなったのかとびっくりしました。
(後略)
「公職選挙法違反は大きな誤解」
今回はネット選挙運動が解禁された初めての選挙でもあります。ネットを通して候補者の人柄や生活、政策を伝えられるのは非常にプラスでしょう。しかし一方で、私はネット選挙のマイナスの影響も受けました。ワタミがブラック企業であるという執拗なネガティブキャンペーンが繰り返された。特に、共産党は日本全国で「ブラック企業、ワタミ」と名指しで非難してきました。
ツイッターでは、悪意ある人が10や20もアカウントを作って、あたかも多くの人がワタミはブラック企業であると言っているかのように見せかけた。もうサンドバック状態ですよ。
選挙活動中もネットを頻繁に見るような若い人の態度は悪かったですね。「ブラックのくせに立候補するな」と目の前で言われたこともあります。その時はさすがに「何がブラックなのか言ってごらん」と聞きました。すると、「ネットで批判されているから」「週刊誌で書かれているから」と答える。
地道な活動を重ねて、「今日は何千票増えた」と思うと、ネットや週刊誌で批判されて、何千票、何万票と失われていく。毎日が徒労で終わりました。現在も我々が公職選挙法に違反したという批判が繰り返されています。これも大きな誤解です。自民党の弁護士に確認し、問題がないというお墨付きを頂いていますから。
根拠のない誹謗中傷を繰り返すのが選挙活動なのでしょうか。私はネットは暴力だと思います。自民党は順風でしたが、私1人だけは逆風だった。よく当選できたと思います。
ネットは、ある程度の知性がないと使いこなせません。今後は候補者だけでなく、有権者も名前や顔を出して意見を言い合うような仕組みが必要だと思います。
救われたのは、選挙活動中は常に自民党がバックアップをしてくれたことです。菅義偉・官房長官からは選挙中に何度か電話をもらいました。
「(ブラック批判は)一切気にしなくていい。自民党は一切気にしていないから、安心して戦ってくれ」と激励してくれた。自民党幹部には感謝しています。
有権者のみなさんの支援を受け、ようやくスタート地点に立てました。今後は1年生議員をして、雑巾がけからやらせてもらいます。(談)
(聞き手は 日野 なおみ)■
【備考】「MSN産経ニュース」(2013.7.22 10:57)より抜粋
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130722/elc13072210590124-n1.htm
ネット選挙、有権者冷ややか 「参考にした」わずか1割
参院選の投票日の21日に共同通信が全国で実施した「出口調査」(8万784人)によると、投票先を決める上でインターネットの情報を「参考にした」と答えた人は約1割にとどまった。ネットを利用した選挙運動は今参院選から解禁されたが、低調だった実態が浮き彫りになった格好。一方、無党派層の投票では民主党が3年前の前回参院選と比べ半減した一方、自民党は堅調に取り込んだことも分かった。
「今、NHKが私の当選確実を打ちました。応援頂いた皆様ありがとうございました! 4期目も気持ちを引き締めて頑張ります」
和歌山選挙区に立候補した自民党の世耕弘成官房副長官は21日午後8時すぎ、ツイッターでさっそく、こうつぶやいた。これまでは当選のお礼をネットで行うことが禁じられていた。ネット選挙解禁で初めて実現した光景だ。
このように政党や候補者は選挙期間中も含め、ツイッターやフェイスブック(FB)、動画などを使い積極的に情報発信を行った。一方、有権者の反応は冷静で両者の温度差が浮き彫りになった。
共同通信の出口調査によると、ネット上の情報を投票の参考にしたのは10・2%にとどまり、「参考にしなかった」の86・1%が大きく上回った。政党や候補者側は、政策の中身よりも演説会の告知や自身への応援を求める内容が多く、有権者に「しらけムード」が漂った可能性もある。
年代別に見ると、ネットの情報を参考にした割合が最も高かったのは20代で、23・9%だった。30代は17・9%、40代は12・6%と年代を追うごとに割合は下がり、70代以上ではわずか6・1%。ネットの利用度の違いとみられる世代間の差がくっきりと表れた。
支持政党別では、参考にした割合が最も高かったのは、みどりの風の19・4%。生活の党(13・9%)や日本維新の会(12・1%)など、野党の支持層では一定の活用がみられたようだが、圧勝が伝えられていた自民党支持層では10・1%だった。
ネットを使った選挙運動は4月に関連の改正公職選挙法が成立。参院選から政党、候補者に加え、有権者もウェブサイトを使って特定候補の応援などを行うことが可能になった。
ただ、ネットも含め選挙活動が禁止されている投票日の21日午前0時以降、ツイッターで特定候補への投票を呼びかける有権者の投稿が相次いだほか、候補者の中にも公選法に抵触する恐れのある事例が続出した。民主党から比例代表に立候補した現職のツルネン・マルテイ氏は21日未明にツイッターに選挙活動を続行しているかのような投稿を行い、その後削除した。
【備考】「日本経済新聞」(2013/9/14 21:48)より抜粋
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG13051_U3A910C1CR8000/
参院選前の報道、BPOで審議へ 関テレニュース番組など
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は14日までに、参院選前に特定の候補者を集中的に取り上げた関西テレビ(大阪市)のニュース番組など、計3番組を審議対象とすることを決めた。
関西テレビが6月10日に放送した「スーパーニュースアンカー」ではネット選挙解禁を特集し、立候補を表明していた元大阪府知事の太田房江氏が約2分間出演した。
テレビ熊本(熊本市)はフジテレビが4月に放送したバラエティー番組「百識王」を投開票日当日の午前に放送。候補者だった渡辺美樹氏の手帳術を約2分間紹介した。
インターネット詐欺事件の特集で被害者ではない別人を被害者として放送した日本テレビの情報番組「スッキリ!!」も審議入りが決定した。〔共同〕
【備考】「週刊朝日」(2013年6月21日号)より抜粋
http://dot.asahi.com/wa/2013061200029.html
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130613-00000007-sasahi-pol
“ワタミ”公認も自民党内に声高な批判なし その理由は?
安倍晋三首相(58)が颯爽と6月5日に発表した成長戦略第3弾が市場で評価されず、株価が下落しようが、党と官邸の「0対100ゲーム」の力関係は微動だにしない。その一例が日本維新の会を巡る動きだ。
火種はまだある。5月28日に参院選の比例候補に、飲食店チェーンなどを手がける「ワタミ」の創業者である渡辺美樹氏(53)を公認すると発表。すると党本部には支持者からの抗議の電話が殺到した。「なぜワタミなんだ。いくら支持率が高く比例の候補者を増やせと言われていても、今や“ブラック企業”の代名詞とまで言われる企業の創業者だ。有権者に対して自民党が渡辺氏の経営方針にお墨付きを与えたとのメッセージを送ることになる」(閣僚経験者)。
ワタミを巡っては、08年に入社2カ月で自殺した女性社員の、過労での労災が認められている。ほかにも渡辺氏の言動について、疑問符を投げかける論調は多い。渡辺氏は、第1次安倍政権時に、官邸にできた「教育再生会議」の有識者メンバーの一人で、会見では「4月10日に安倍首相から声をかけてもらった」と、首相直々のリクルートだったことを明かした。電話だけでなく、さっそく首相官邸前では「ワタミは従業員を大事にしろ!」と叫ぶ一団も現れた。雰囲気を察して渡辺氏も党本部の各所に「ご迷惑をおかけします」と謝って回った。それでも党内からは声高な反対論は聞かれない。
「だって人事があるからね」と明かすのは、ある中堅議員だ。「参院選に勝てばあと5年続く長期政権になるかもしれない。前に参院選で負けたとき、誰がどう発言したか安倍さんは全部覚えている。何か口にしたら人事で干される。ひたすら我慢だ」。
また党是である憲法改正を目指している以上、維新との連携や、知名度のある候補者を立てることに表立って異論を唱えにくいのも事実。まさに「もの言えば唇寒し」なのだ。
【備考】「日刊スポーツ」(2013年7月15日9時9分 紙面から)より抜粋
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130715-1157653.html
橋下氏はワタミに噛みつく
参院選前のラストサンデーとなった14日、日本維新の会は橋下徹共同代表(44)ら党主要メンバーが首都圏で支持を訴えた。
橋下氏が、自民党の比例代表候補、渡辺美樹氏(53)にかみ付いた。橋下氏は午後7時過ぎからJR横浜駅西口で応援演説。しかし、同じ西口にいた渡辺氏の選挙カーからアナウンスが流れて、演説が聴き取りづらい状態になった。
橋下氏は演説を中断し、「渡辺さんは自民党候補だが、全然選挙のルールを知らない。だからブラック企業とか言われちゃうんですよ」とあきれた表情でぼやき始めた。さらに「街頭演説をかぶせないというのが選挙の仁義なんですけど、渡辺さん、ワタミでどういうことやってたか知りませんがね、ルールを守らない。ああいう人を擁立している自民党というのは、大問題ですね」と続けた。
それでもアナウンスは消えず。橋下氏は「聞き苦しいかも知れませんが、ブラック企業疑惑のあるワタミさんだから仕方ないと思って我慢して」と演説を続けた。維新陣営は「各党と日程を調整していたのに。渡辺陣営は調整を知らないのか、邪魔したいのか」と憤った。
渡辺陣営によると、渡辺氏は午後7時前には演説を終え、選挙カー前で聴衆と握手し、女性スタッフがアナウンスを続けていたという。維新スタッフの申し入れを受け、謝罪した上でアナウンスをやめたが、陣営関係者は「渡辺の演説中にも維新のアナウンスがかぶっていたのは、ルール違反ではないのか」と漏らした。
【備考】「わたなべ美樹 @watanabe_miki」(2013年7月12日 - 13:18)より抜粋
(削除済み) https://twitter.com/watanabe_miki/status/355541571292262400
福岡です。今安部総理がお話しされています。 pic.twitter.com/Rpz86BjjkL
@watanabe_miki 安倍総理でしょ。安部じゃなくて